0.工事担任者試験って何?
電気通信事業法第73条の規定により行われる国家試験です。
端的にいうと、電気通信工事を行ったり、監督をするための資格です。
試験時期
- 年2回
- 5月末、11月末
- 開始・終了時間は試験種別により異なる
こんな人にオススメ
- 電気通信関係の資格をとりあえず何か取得してみたい
- 電気通信関係の仕事に従事している
- 資格を取って会社から報酬をゲットしたい
この記事のメリット
- 資格取得者の勉強法を知ることができる
- 最適な書籍をご紹介
1.資格者証公開(DD1種)及び合格までの経緯
まずは私はるま自身が資格者証を持っている証明をしないと説得力がないので、ズバリ載せます。
合格までの経緯
業務多忙(社畜の極み)かつパパのため、まとまった時間を取れないはるまは以下の経緯で
勉強を開始し、合格にたどり着きました。
2019.2
工事担任者試験DD1種の勉強開始(AIは不要と判断)
→3科目全てを勉強する時間が取れないと考え、基礎は勉強せず。
2019.5
技術及び理論と法規の2科目のみ合格
~業務多忙のため、一時休憩~(←言い訳)
2020.2
基礎合格に向けて再度勉強開始
2020.4
コロナ拡大により2020.5の試験中止決定(勉強始めてたのに・・・)
2020.9
基礎合格に向けて再度勉強開始
2020.12
基礎合格 →工事担任者試験DD1種合格!(現:第1級デジタル通信)
では早速勉強法を紹介します。
第二級デジタル通信と総合通信についても、基本的に同じ勉強方法で進めれば問題ありません。
2.具体的な勉強方法
勉強方法と簡単に言っても、この工事担任者という資格の大きな特徴として
「どうやって勉強すればいいの?」
とそもそも勉強方法がわからないという人が圧倒的に多く、僕もその一人でした。
これほどまでに受験者に優しくない資格も珍しいのではないかと思います。
でも心配要りません。
実際に僕が合格した方法ですと、着実に合格に近づくことができますので、ここで腐らずに継続しましょう!(僕は何度も腐りかけましたがw)
結論から言うと、購入したのはリックテレコムさんの書籍×2のみです。
これだけで全く問題ありません。
この最適解を知っていればもっとはやく勉強に着手できていたな~と感じます。
参考書・過去問はリックテレコムさん一択
第一級デジタル通信 参考書(リックテレコム)
いわゆる試験出題範囲を網羅した教科書(標準テキスト)です。
2021年現在の最新版ですので、これを購入されれば間違いありません。
第一級デジタル通信 過去問(リックテレコム)
過去6回分の試験を全て掲載しており、解説も充実。
こちらも2021年現在の最新版ですので、これを購入されれば間違いありません。
第二級デジタル通信と総合通信もリックテレコムさんから同じ種類の書籍が出版されており、同スペックですのでそちらの受験を検討されている方は下記の書籍をご覧ください。
第二級デジタル通信 参考書(リックテレコム)
第二級デジタル通信 過去問(リックテレコム)
総合通信 参考書(リックテレコム)
総合通信 過去問(リックテレコム)
僕自身も勉強を開始するにあたって、数週間ほどあれこれ本屋さんやネットで情報収集をしました。
そうです。けっこうこの手の参考書って種類が少なくてかつお高いんですよね。。。
でも参考書と過去問解説書があるだけで効率は格段にアップしますし、お高い受験料を何度も払うくらいならなるべく1回もしくは2回程度で合格したいと考えます。
みなさんにはこの「参考書をどれにするか迷ってしまう」という非常にもったいない時間を過ごして欲しくありませんので、「なぜリックテレコムさんの参考書なのか?」をお答えすると、ズバリ
解説が充実している
これに尽きます。ネットにも解説は転がっているかもしれませんが、それをいちいち調べている時間を考慮すると、テキストの解説があれば素早く理解を深めることができるので学習効率は格段にアップします。
さらに教科書と過去問を組み合わせると更に理解が深まりますので相乗効果が働いて、最強となるたわけです。
各科目ごとのポイント(基礎、技術及び理論、法規)
基礎
パターンが決まっているため、参考書②で示した過去問ができていれば8~9割は取れます。
ただし、この基礎科目に関しては計算して答えを導くタイプの問題が多く出題されるため、あらかじめいろんなパターンの問題を解いておかないと本番で時間を取られてしまいます。
このため、より過去問をこなすことが重要な科目と言えます。
2020年11月の試験でいいますと、1問だけ「!?」となる問題がありましたが、それ以外はお目にかかったことのある問題でしたので、焦ることなく進めることができました。
結果 → 22問中 20問正解
技術及び理論
これに関しては暗記要素が大半を占めますので、上記に示した参考書①をベースに参考書②をこなせば問題ありません。
結果 → 25問中 17問正解
法規
技術及び理論を同じく完全に暗記です。やればやるだけ得点が上がります。
結果 → 25問中 18問正解
全科目共通
どの科目も6割取れれば合格です。
暗記系が多くを占めるため、自分の苦手が箇所がどこなのかを試験直前(当日~3日前)に再度振替すると得点アップを見込むことができます。
実際、私は試験3日前の追い込み時期から付箋を多用します。
・覚えるのが苦手な箇所
・過去問で何度も間違ってしまう箇所
これらの箇所に付箋を貼ることで、当日の振り返り作業における効率アップを図り、結果的には本番でも得点することができました。(付箋だらけ・・・笑)
勉強方法は様々かと思いますが、このようなやり方もありますので是非参考にしてみて下さい。
3.リックテレコムさんで決まり
工事担任者試験は電気通信を扱うもしくは興味のある方にとっては、まず受験しておくべき試験となります。
また、上記の通りリックテレコムさんの書籍でしっかりと対策をすれば取得可能な国家資格のため、是非ご検討ください。
これに合格すれば電気通信主任技術者の科目免除も受けることができますので、電気通信への入門ととらえて積極的に取り組んでみましょう。
4.合格したら・・・
合格後には資格者証の発行手続きが待っていますが、初めてやったときは正直戸惑いました。
このため、備忘も兼ねて下記ページにて画像付きで紹介しておりますので、参考にご覧ください。
↑申請期限もありますので、要チェックです!
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